2009-02-14(土) 曇のち晴 安静時心拍数 53 [長年日記]
_ 2009年2月修習技術者研修会/先端複合技術研究発表会
2009年2月修習技術者研修会に行ってきました。
修習技術者研修会
「新エネルギー技術動向」 エコ・エネ・リサーチ代表 技術士(化学部門) 井原 博之氏
- 現状
- 原油 1.3兆バレル存在
- 天然ガス カロリーベースで原油と同量存在
- 人類は現在までに1兆バレル消費
- 新エネルギー
- 現状
- 自動車用新燃料
- 太陽光発電
- 風力発電
- プルサーマル
- 将来
- メタンハイドレート
- 水素エネルギー
- 核融合発電
- 将来エネルギーのまとめ
- メタンハイドレート、水素エネルギー、核融合発電、いずれもコストがかかり開発に時間が掛かる。
- 核融合については人材の育成レベルから考え直す必要あり。
「多層化するITのインパクト」 電気通信大学人間コミュニケーション学科教授 福田 豊氏
コンドラチェフ・シュンペーター波というのを初めて聞いたのですが、どうも私は経済学というのは眉唾だと思ってしまいます。果たして学問といえるのだろうかと懐疑的になってしまうのです。よく言えば応用数学の一種でしょう。理論といっても経験則な訳で、例外が多すぎますし、後付けで理由をこじつけたり、言い訳をしているようにしか思えないのです。だから経済学においては、理論が実験(現実)に先立つというようなことは殆ど無いのではないでしょうか。
「バイオ技術の基礎と創薬・再生医療への応用」 日本大学生産工学部准教授 野呂 知加子氏
iPS細胞周辺の今ホットな話題は最後にちょっと触れただけで終わってしまったのが残念でしたが、それまでに至る歴史がコンパクトにまとまっていて分かりやすかったと思います。生物の分野も専門基礎でほんの少しだけかじったことがあったからでしょうけれども。でも、グロイので生理的に受け付けないんですよね。
先端複合技術研究発表会
軟弱地盤・近接施工における天然ガスバルブステーションの構造検討
課題、具体策そして結果がまとまっていたので建設に関しては素人の私でも分かりやすかった。
情報を集めてまとめる作業について - 温度分布計算ソフトの製作過程を振り返って -
これは、ちょっと。。。卒研発表直前まで遊びまくっていて、残り3日で強引にネタを作ったような発表というような感じでした。情報収集なんてのはサーチエンジンに掛ければたいていの答えは得られるし、Yahoo!知恵袋や教えて!gooで質問すれば大概答えてくれるでしょう。人脈云々というのは単に言い訳のような気がします。苦労話を発表したところで修習の成果になってませんので。
化学物質過敏症の病態の分類に関する考察
化学物質過敏症の周知だけだったような気がしました。原因物質を無害化する技術を確立して云々という話だと面白かったのですが、症状を分類しただけでは何の問題の解決にもならないでしょう。医学者とか免疫学者というのであればそれなりの成果かもしれませんが。 ランドルフ博士の新しいアレルギー根絶法―現代の難病(アトピーから心身症まで)が治る(セロン・G. ランドルフ/ラルフ・W モス/Theron G. Randolph/Ralph W. Moss/河野 泉/石川 広己)