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とた日記


2010-05-02(日) 晴一時曇 安静時心拍数 62 [長年日記]

_ サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~(中原 圭介)

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践の続編ということだったので読んでみました。

個人的には予測などどうでもよく、経済の動向を把握しうねりに逆らわなければ良いのではと思うのですがね。結局のところ相場ローテーションを読んでお金を増やそうと言っている事の本質は変わりありません。予言とか予測とか未来の不測の事態に対する恐怖からくるものですが、予言・予測というのは人類の共通のコンプレックスを利用して一儲けしようと企みつながるということにもなります。予測があたったからといって既存のアナリストを叩いても仕方がないですよ。騙されない様に行動するというのは大事だと思いますが、そういう予想屋を相手にしないだけのリテラシーってものを身に付ける必要はあるでしょうし、逆に予想屋に騙される一般人を利用するのも一つの手ではあります。

さんざん金融工学という学問を馬鹿にしていますが、歴史学・心理学・哲学を学べというのは腑に落ちませんねぇ。特に哲学を学ぶ意味付けはかなり無理があるように読めたのですが、どう理解すればよいのでしょうか。以下の参考文献が挙がっていたので読んでみようかな。

サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~
中原 圭介
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_ 金融危機で失った資産を取り戻す方法(中原圭介)

別に金融危機で資産を失った訳ではないですがネタとして読んでみました。

結局のところ「環境バブル」がもう既に始まっているということですね。同意します。さらにいうと、サブプライムローン問題に端を発した金融危機を起こしたのはアメリカの自作自演で、GMとクライスラーを捨て駒にしてトヨタ優位を崩し一気に電気自動車の時代に持っていこうという魂胆があったのかもしれません。

地球温暖化対策という大義名分の下、人の目先の欲望が渦巻きバブルの芽が出始めているようです。お金なんてそのもの自体の価値はないのにね。

金融危機で失った資産を取り戻す方法
中原圭介
フォレスト出版
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