2008-08-21(木) 晴一時雷雨 安静時心拍数 53 [長年日記]
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組込みシステムのためのソフトウェアエンジ二アリング 基礎編(ジム・クーリング(Jim Cooling)/山本 哲也 (監訳))
去年、原著を買って読んでいたのですが、自分の理解が日本語訳とあっているか念のため確認するために読んでみました。概ねあっていて、なるほど日本語に訳すとこうなるんだなぁということが分かりました。「基礎編」ということになっているのは原著を3部に分けているからで、付いてきた帯を見ると「中級編」「上級編」が出るように見えました。
- 中級編 PART II リアルタイム・ソフトウェアの設計と開発
 - 6章 リアルタイムOSの実用的側面
 - 7章 ダイアグラミング(図法) - はじめに
 - 8章 ダイアグラミング(図法)の実際
 - 9章 ソフトウェアの設計と構築 - コード関連の問題
 - 10章 ソフトウェア分析と設計 - 手法と方法論
 - 上級編 PART III 実装および性能の問題
 - 11章 ソースコードの分析とテスト
 - 12章 開発ツール
 - 13章 ミッションクリティカルかつセーフティクリティカルなシステム
 - 14章 性能工学
 - 15章 文書化
 
去年、監訳者の山本哲也氏が「OCUPインターメディエイト」対策セミナーか「OCRESインターメディエイト」対策セミナーかで、この手の本は出しても数が出ないために単価が高くなるし、採算が合わない場合が多いとか言っていたような記憶があります。実際に当初の予定より1年遅れで登場しましたが、途中頓挫しそうになったのでしょうか。帯に「中級編」「上級編」と書いてある以上は今後続編が出版されるのでしょうね。
	
		
		
			組込みシステムのためのソフトウェアエンジ二アリング 基礎編
			
			アイテック
			¥ 4,725
		
	
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