2009-09-20(日) 晴 安静時心拍数 61 [長年日記]
_ 金融鎖国―米金融バブル崩壊と日本の針路(宇野 大介)
本の中身を読むまで「鎖国」という言葉にかなりの違和感を覚えますが、実は筆者の言いたいことを端的に表したものです。宇野さんは、サブプライムローン問題の危険性を誰よりも早い時期に悲観的に言い続けてきた、ただ一人のエコノミストだと私は思っています。しかし、時事通信社へ電子媒体の記事として掲載したものをまとめただけの本とも言えなくもありません。まぁ、電子媒体を読む機会がない人にはよいのかもしれません。
バブルというのは起こるべくして起こるので、警鐘を鳴らしてくれる人の意見は貴重です。
金融鎖国―米金融バブル崩壊と日本の針路
時事通信出版局
¥ 1,890
_ 人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか[文庫] (小学館文庫)(土肥 志穂)
よくここまで文字列で書き上げたなぁと感心するのですが、結局のところ映像や生のレースを観るのが手っ取り早いかな。でも「11 ツールに日本人よ再び」でフミと新城のエピソードは彼らを知るためのよくまとまった資料です。
人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか[文庫] (小学館文庫)
小学館
¥ 500