2007-12-29(土) 曇時々雨 安静時心拍数 57 [長年日記]
_ 脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)(築山 節)
時間的、経済的に負担にならず、脳に良い影響を与えるための15の習慣を提案している。15の習慣は以下のとおり。
- 生活の原点をつくる
- 集中力を高める
- 睡眠の意義
- 脳の持続力を高める
- 問題解決能力を高める
- 思考の整理
- 注意力を高める
- 記憶力を高める
- 話す力を高める
- 表現を豊かにする
- 脳を健康に保つ食事
- 脳の健康診断
- 脳の自己管理
- 創造力を高める
- 意欲を高める
習慣1-3は集中力が続かず仕事を終えるのが遅くなりがちな人に、習慣4-6は行動力や自分をコントロールする力が弱くなっている人に、習慣7-8は話しかけられたときの反応が鈍くなっている人やよく物忘れを指摘される人に、習慣9-10は長い話をするのが苦手な人や言いたいことを上手く伝えられないと感じる人に、習慣11-12は不摂生を続けている人や脳の画像検査を受ける機会がない人に、それぞれ書かれており、習慣13-15は既出の応用的な話題となっています。
私が気になった点は、『毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない耐性を育てる』、『脳の健全な働きを保つには、目を動かして積極的に情報を取ることが必要』、『使える記憶を増やすには、出力することを意識して情報を取ることが大切』、『話が通じないのは相手のせいと考えてはいけない。相手のみ身になって考えよう』、『自分の失敗を記録し、傾向を割り出すことは、脳の自己管理にとても有効』です。
結局は小さなことからコツコツとというのが大事なようです。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
日本放送出版協会
¥ 735