とた日記

_ はじめての課長の教科書(酒井穣)

別に課長になりたいわけでもなく、むしろ課長にはなりなくないのですが、集団のまとめ役としてどう振舞えばよいのかの参考にしたかったので読んでみました。

「課長とは何か?」という定義から始まって、「8つの基本スキル」、「3つの非合理なゲーム」、「避けることができない9つの問題」、「キャリア戦略」と具体的な例を挙げて詳しく説明されています。概要は予想できることなのですが、具体的にどう対処したらよいかとなると本文の説明を読みながら納得することができました。まぁ教科書ですからね。実際の現場ではこれに自分なりのアレンジを加えたほうがよいと思いますが、骨子としては筋が通っているので参考になりました。

仕事ではなく、ゲームというのが「残業ゼロ」の人生力にも書かれていたと思うのですが、昼間の仕事は仕事ではなくゲームと割り切ったほうがいいですね。仕事が人生ではありませんから。

はじめての課長の教科書
酒井穣
ディスカヴァー・トゥエンティワン
￥ 1,575