tota diary(2009-10-12)

2009-10-12(月) 晴安静時心拍数 60 [長年日記]

_ 実践アクションラーニング入門―問題解決と組織学習がリーダーを育てる(マイケル・J・マーコード/清宮普美代/堀本麻由子)

概要としてはアジャイルレトロスペクティブズのような方法論でしかないよなぁ。本の中ではさまざまな企業の成功例が具体的に紹介されていますが、失敗事例というのは殆どなく、箇条書きで書き並べているだけでした。このプログラムを開発した人が方法論を売り込むためにひたすらいいところだけを紹介している本のように読めなくもありません。こういうのを企業研修に取り込ませれば研修屋さんはがっぽり儲かりますしね。逆に企業の人材開発部門とか教育部門とかはこういう謳い文句を鵜呑みにして、社員に受けさせれば万事よくなると勘違いしているのが多いような気がしなくもありません。ただ、ひとりひとりに研修を受けさせるよりもリーダーを育成することの重要さを訴えている点は同意します。

まぁ実践してみないことにはなんとも言えませんが。

実践アクションラーニング入門―問題解決と組織学習がリーダーを育てる
マイケル・J・マーコード/清宮普美代/堀本麻由子
ダイヤモンド社
￥ 2,940

_ 散髪

7週間ぶりに散髪。まぁこのくらいの間隔が適当かな。

_ 自動的に大金持ちになる方法-オートマチック・ミリオネア-(デヴィッド・バック/山内あゆ子)

ラテ・マネーも積もれば山となる。ラテ・マネーは馬鹿にできません。そんなことは誰だって分かっている筈ですが、現実には結構散財してしまっている人をよく見かけます。まぁ、そんな人の人生にボクは全くといっていい程直接的には関係ないだろうから心の底から可哀想だとか勿体ないなぁなんてことは思いません。寧ろもっとじゃぶじゃぶ使ってお金をグルグル回してくれ、そのおこぼれを頂戴しようってことになります。タバコも喫煙室で吸ってくれるぶんにはもっとスパスパと~~死ぬまで~~吸って欲しいですね。そして税金をどんどん納めてください。浪費家の方々に日々感謝しております。

本の内容としては給与天引きで積み立てるという仕組みを作ることで云々と言っておりますが、著者がアメリカの人なので具体的な方法を全く同じやり方で実行することはできません。しかし、日本には確定拠出年金や投資信託の積立買付サービスなどもあるので全然参考にならないなんてことはありません。工夫次第です。具体的な方法はフリーランチ投資家になろう!、お金を知る技術殖やす技術「貯蓄から投資」にだまされるな、お金は銀行に預けるな金融リテラシーの基本と実践、月光! マネー学などなど挙げればきりがないのですがこれらが参考になります。最後に"エスプレッソ"として日本向けの記述がほんの少しだけ書かれているのでそれは読んどいても良いでしょう。

お金を知る技術殖やす技術「貯蓄から投資」にだまされるなにも書かれていましたが、不動産は早めに購入して住宅ローンもできるだけ早く完済するとありました。不動産はもう少し真剣に検討する必要がありそうです。

自動的に大金持ちになる方法-オートマチック・ミリオネア-
デヴィッド・バック/山内あゆ子
白夜書房
￥ 1,600